公式サイトとECサイトは、必ずしも分ける必要はありません。
商品販売とブランド発信を一つのサイトで行いたい場合や、更新作業をまとめたい場合は、公式サイトとEC機能を一体化する方法が向いています。
一方、商品数や注文数が多い、運営部署が異なる、販売機能を重視したい場合は、公式サイトとECサイトを分けた方が管理しやすいことがあります。
重要なのは、見た目の好みではなく、次の条件から判断することです。
- 何を販売するのか
- 商品数はどのくらいか
- 誰が更新するのか
- ブランド情報をどの程度伝えたいか
- 今後どのような機能を追加したいか
- 公式サイトとECサイトの運営担当は同じか
- 現在どのシステムを使用しているか
この記事では、公式サイトとECサイトを一体化する場合と、分けて運営する場合の違い、メリット、注意点、判断基準を解説します。
公式サイトとECサイトの違い
公式サイトとECサイトでは、主な目的が異なります。
| サイト | 主な目的 |
|---|---|
| 公式サイト | 会社・ブランド・事業への理解を深める |
| ECサイト | 商品を探し、比較し、購入してもらう |
| 一体型サイト | ブランド理解から商品購入まで一つのサイトで完結させる |
公式サイトでは、次のような情報を掲載します。
- 会社概要
- ブランド紹介
- 事業内容
- 商品やサービスの背景
- 実績
- お知らせ
- 採用情報
- 問い合わせ
- 店舗情報
ECサイトでは、次のような機能が必要です。
- 商品一覧
- 商品検索
- カテゴリ
- 商品詳細
- カート
- 決済
- 配送設定
- 会員登録
- 注文管理
- 在庫管理
一体型サイトでは、この二つを一つのサイト内に組み込みます。
例えば、ブランドについて知った人が、別のサイトへ移動せず、そのまま商品を購入できる構成です。
公式サイトとECサイトを分ける構成
公式サイトとECサイトを分ける場合は、それぞれ別のURLやシステムで運営します。
例えば、次のような形です。
公式サイト
example.com
ECサイト
shop.example.com
または、
公式サイト
example.com
ECサイト
example.base.shop
公式サイトをWordPress、ECサイトをShopify、BASE、STORES、楽天市場などで運営する形もあります。
公式サイトとECサイトを一体化する構成
一体化する場合は、同じサイト内に会社情報やブランド情報と販売機能をまとめます。
例えば、次のような構成です。
example.com/
├─ about/
├─ concept/
├─ products/
├─ shop/
├─ news/
└─ contact/
WordPressへWooCommerceを追加する方法や、Shopifyを中心にブランドページを作る方法などがあります。
どの方法が適しているかは、必要な機能や更新体制によって変わります。
公式サイトとECサイトを一体化するメリット
1.ブランドを理解してから商品を購入してもらえる
一体型サイトでは、ブランドの考え方や商品が生まれた背景を知った人が、そのまま商品ページへ移動できます。
例えば、次のような流れを一つのサイト内で作れます。
ブランドの考え方を知る
↓
商品の特徴を知る
↓
制作工程や素材を見る
↓
商品ページへ移動する
↓
購入する
商品一覧だけでは、価格や見た目だけで比較されやすくなります。
ブランドの背景、作り手、素材、こだわりなどを伝えることで、商品の価格以外の価値を理解してもらいやすくなります。
特に、次のような商品と相性があります。
- オリジナルブランド
- 工芸品
- アパレル
- 雑貨
- 食品
- 化粧品
- アーティストグッズ
- クリエイター商品
- 小規模メーカーの商品
- 店舗のオリジナル商品
2.サイト間の移動による違和感を減らせる
公式サイトからECサイトへ移動したときに、デザインや操作方法が大きく変わると、利用者が別のサイトへ移動したように感じることがあります。
例えば、次のような違いです。
- ロゴの表示方法が違う
- 色やフォントが違う
- メニュー構成が違う
- 会社情報が見つからない
- 問い合わせ先が違う
- URLが大きく変わる
- スマートフォンでの操作方法が違う
一体化すれば、ブランドの見た目や操作性をそろえやすくなります。
利用者がサイトを移動したことを意識せず、商品購入まで進める構成を作れます。
3.更新先をまとめられる
公式サイトとECサイトを別々に運営すると、同じ情報を複数の場所で更新することがあります。
例えば、次のような情報です。
- 商品情報
- ブランド紹介
- 会社概要
- 店舗情報
- お知らせ
- キャンペーン
- 問い合わせ先
- 営業時間
- 配送情報
一体型サイトでは、更新先を一つにまとめやすくなります。
ただし、商品管理や受注管理など、EC特有の管理機能は別に存在する場合があります。
「すべての作業が一つの画面になる」という意味ではなく、重複した情報を減らしやすいということです。
4.公式サイトから商品ページへの導線を作りやすい
一体型サイトでは、会社やブランドの各ページから、関連商品へ直接リンクできます。
例えば、次のような導線です。
- ブランドストーリーから代表商品へ
- 制作工程から対象商品へ
- 店舗紹介からオンラインショップへ
- お知らせから新商品へ
- 使用事例から関連商品へ
- 特集記事から商品一覧へ
公式サイトとECサイトが別の場合でもリンクは可能ですが、一体型の方がデザインや導線を統一しやすくなります。
5.写真やコンテンツを共通で活用できる
一体型サイトでは、商品写真やブランド写真を複数のページで活用できます。
例えば、一度の撮影で次の素材を用意できます。
- 公式サイトのメインビジュアル
- ブランド紹介
- 商品一覧
- 商品詳細
- 制作風景
- 作り手紹介
- SNS
- Web広告
- お知らせ
- 特集ページ
写真の使用場所を事前に整理しておけば、撮影した素材を無駄なく活用できます。
公式サイトとECサイトを別々に制作すると、それぞれの制作会社や担当者が別の写真を求め、撮影内容が重複する場合があります。
6.運営主体を分かりやすく伝えられる
ECサイトだけを見ると、誰が運営しているのか分かりにくい場合があります。
一体型サイトであれば、商品ページから次の情報へ移動しやすくなります。
- 会社概要
- ブランド紹介
- 代表者
- 店舗情報
- 問い合わせ
- 特定商取引法に基づく表記
- プライバシーポリシー
- 返品・交換条件
運営者の情報が整理されていることで、購入前の不安を減らしやすくなります。
公式サイトとECサイトを一体化する注意点
1.サイト全体の構造が複雑になりやすい
会社情報、ブランド情報、商品販売をすべて一つにまとめると、ページ数やメニュー項目が増えます。
整理せずに追加すると、次のような問題が起こります。
- メニュー項目が多すぎる
- 商品ページへたどり着きにくい
- 会社情報が埋もれる
- 商品カテゴリと事業カテゴリが混在する
- 何のサイトか分かりにくくなる
- スマートフォンのメニューが長くなる
一体化する場合は、情報を単純に一つへ詰め込むのではなく、目的ごとに整理する必要があります。
例えば、メニューを次のように分けます。
ブランドを知る
商品を探す
利用案内
会社情報
問い合わせ
2.ECサイト特有の保守が必要になる
販売機能を追加すると、通常の公式サイトより管理項目が増えます。
- WordPress本体
- WooCommerce
- 決済機能
- 配送設定
- 在庫
- 注文メール
- 会員情報
- セキュリティ
- バックアップ
- プラグイン
- サーバー
- 個人情報
公式サイトとして問題なく動いていても、EC機能の更新によって不具合が起こる場合があります。
一体化する場合は、公開後の保守体制まで考える必要があります。
3.障害時の影響が広がる場合がある
公式サイトとECサイトを同じシステムで運営すると、システム障害が発生した際に、会社情報と商品販売の両方へ影響する場合があります。
例えば、次のような状態です。
- サイト全体が表示されない
- 決済が動かない
- 商品ページだけエラーになる
- 管理画面へ入れない
- 更新によって一部が崩れる
一体型にする場合は、定期的なバックアップや動作確認が重要です。
注文や顧客情報を扱うため、通常の公式サイトより慎重な管理が必要になります。
4.運用担当者の役割が曖昧になりやすい
公式サイトは広報担当、ECサイトは販売担当というように、社内で担当が分かれている場合があります。
一体化しても、担当者間の役割が整理されていなければ、更新漏れや情報の不一致が起こります。
事前に次の内容を決めます。
- 商品登録は誰が行うか
- お知らせは誰が更新するか
- 注文は誰が確認するか
- 在庫はどこで管理するか
- 問い合わせは誰が対応するか
- 写真や文章は誰が準備するか
- システム更新は誰が行うか
システムを一つにするだけで、社内の運用が自動的に整理されるわけではありません。
公式サイトとECサイトを分けるメリット
1.販売に特化したシステムを選びやすい
ECサイトを分ける場合は、販売機能を基準にサービスを選べます。
例えば、次のような要望です。
- 商品数が多い
- 在庫管理を重視したい
- 複数店舗と連携したい
- 定期購入を行いたい
- 海外販売を行いたい
- 詳細な売上分析が必要
- 複数の決済方法を使いたい
- 外部システムと連携したい
公式サイトのシステムに合わせず、EC運営に適したサービスを選べます。
2.公式サイトと販売サイトの担当を分けやすい
大きな会社では、公式サイトとECサイトを異なる部署が運営することがあります。
例えば、次のような分担です。
| サイト | 主な担当 |
|---|---|
| 公式サイト | 広報・総務・経営企画 |
| ECサイト | 販売・商品・物流・マーケティング |
担当者や更新頻度が異なる場合は、サイトを分けた方が権限や作業範囲を整理しやすくなります。
3.サイトごとに改善しやすい
ECサイトだけを大きく改修したい場合、公式サイトと分かれていれば、販売を中心に改善を進められます。
公式サイトへ影響を与えずに、次のような変更をしやすくなります。
- ECシステムの変更
- 商品カテゴリの再設計
- 決済方法の追加
- 配送設定の変更
- 会員機能の追加
- 商品検索の改善
- キャンペーン機能の追加
4.公式サイトへの影響を抑えやすい
ECサイトに不具合が起きた場合でも、公式サイトが別であれば、会社情報や問い合わせページを残せる可能性があります。
障害の影響範囲を分けたい場合は、別システムで運営する方法があります。
公式サイトとECサイトを分ける注意点
1.ブランドの見た目が分かれやすい
異なるサービスやテンプレートを使用すると、見た目を完全に統一できない場合があります。
特に、公式サイトを自由にデザインし、ECサイトをテンプレート型サービスで作ると、次のような違いが出やすくなります。
- フォント
- ボタン
- メニュー
- 商品写真の見せ方
- ヘッダー
- フッター
- スマートフォン表示
完全に同じにできなくても、ロゴ、色、写真、文章の雰囲気をそろえることで、ブランドの一貫性を保ちやすくなります。
2.同じ情報を複数回更新することがある
会社概要、問い合わせ先、店舗情報などを両方へ掲載する場合は、変更時に複数のサイトを更新します。
更新先を把握していないと、古い情報が残る可能性があります。
3.利用者がサイト間を移動する必要がある
公式サイトで商品を知った人が、購入時には別のサイトへ移動します。
移動先が分かりにくい、デザインが大きく変わる、別のドメインになるといった場合は、途中で離脱する可能性があります。
公式サイトには、次のような分かりやすい導線を設けます。
- オンラインショップ
- 商品を購入する
- 商品一覧を見る
- 公式オンラインストア
- この商品を購入する
4.アクセス解析や改善が分かれやすい
公式サイトとECサイトが別々の場合、アクセス解析の設定も分かれることがあります。
次の流れを確認できるように設定する必要があります。
公式サイトを見る
↓
商品ページへ移動する
↓
ECサイトへ進む
↓
商品を購入する
サイト間の移動を計測できないと、どのページが購入につながったのか判断しにくくなります。
一体化が向いている会社
次の条件が多く当てはまる場合は、公式サイトとECサイトの一体化を検討しやすいでしょう。
- 商品数が比較的少ない
- 自社ブランドの商品を販売している
- 商品の背景やストーリーを伝えたい
- 公式サイトとECサイトの担当者が同じ
- 更新先をまとめたい
- デザインや写真を統一したい
- 既存のWordPressサイトを活用したい
- 公式サイトへのアクセスを販売へつなげたい
- 会社情報と商品販売を一つにまとめたい
- 商品写真やブランドコンテンツを共通利用したい
特に、小規模メーカー、アーティスト、クリエイター、店舗、工芸品ブランドなどは、一体型サイトと相性がよい場合があります。
分けて運営する方が向いている会社
次の条件が多い場合は、別々に運営した方が管理しやすい可能性があります。
- 商品数が非常に多い
- 注文数やアクセス数が多い
- 販売専任の部署がある
- 在庫・物流システムとの連携が必要
- 複数ブランドの商品を販売している
- 定期購入や会員機能を重視している
- 海外販売の比重が大きい
- 公式サイトとECサイトの更新担当が異なる
- すでにECサイトが安定して運営されている
- ECシステムを頻繁に改善する予定がある
サイトを分けた場合でも、見た目や導線を統一することで、利用者の違和感を減らせます。
WordPressとWooCommerceで一体化する方法
すでにWordPressで公式サイトを運営している場合は、WooCommerceを追加してEC機能を持たせる方法があります。
WooCommerceでは、一般的に次の機能を追加できます。
- 商品登録
- 商品カテゴリ
- カート
- 注文管理
- 会員機能
- 決済
- 送料設定
- クーポン
- 在庫管理
- 注文メール
公式サイトのデザインを活用しながら、同じドメイン内で商品を販売できる点が特徴です。
一方で、次の点には注意が必要です。
- WordPressとプラグインの保守が必要
- 決済や配送の設定が必要
- 商品数が増えると管理負担も増える
- 使用するテーマとの相性確認が必要
- 独自改修が多いと更新が難しくなる
- セキュリティ対策が必要
- 定期的なバックアップが必要
「WordPressを使っているからWooCommerceが最適」とは限りません。
必要な機能、商品数、運営体制を確認して選びます。
Shopifyを中心に一体型サイトを作る方法
Shopifyを商品販売の中心にしながら、ブランド紹介や会社情報のページを作る方法もあります。
商品販売や注文管理を重視しつつ、公式サイトに近い情報を同じサイトへ掲載できます。
ただし、自由なページ設計や独自機能を追加する場合は、テーマやアプリの制約、月額費用などを確認する必要があります。
BASEやSTORESを公式サイトからつなぐ方法
初期段階では、公式サイトとBASE・STORESなどを分ける方法もあります。
まず低コストで販売を開始し、商品数や注文数が増えてから一体化やシステム移行を検討できます。
この方法が向いているのは、次のような場合です。
- まず商品が売れるか試したい
- 商品数が少ない
- 高度なカスタマイズが不要
- 初期費用を抑えたい
- 自社で簡単に更新したい
ただし、ブランド表現やデザインの自由度、外部サービスとの連携、将来の移行も確認しておきます。
既存の公式サイトへEC機能を追加できる?
既存サイトへEC機能を追加できるかは、現在のシステムによって異なります。
確認するのは次の点です。
- WordPressで制作されているか
- 使用しているテーマ
- サーバーの性能
- PHPなどの動作環境
- 既存プラグイン
- 独自改修の有無
- SSLの設定
- バックアップ環境
- 必要な決済方法
- 商品数
- 会員機能の有無
既存サイトをそのまま活用できる場合もありますが、構造やシステムが古い場合は、EC機能の追加と同時にリニューアルした方が管理しやすいことがあります。
既存ECサイトを公式サイトへ統合するときの注意点
現在別々に運営しているサイトを統合する場合は、単純にページを移動するだけではありません。
次の内容を確認します。
- 商品データ
- 商品画像
- 顧客情報
- 注文履歴
- 会員情報
- 在庫
- URL
- 検索流入
- 決済
- 配送
- メール通知
- 利用規約
- 特定商取引法に基づく表記
特にURLを変更する場合は、旧ページから新ページへの転送を設定します。
検索結果に登録されている商品ページを削除したままにすると、アクセスを失う可能性があります。
一体化する前に決めておきたいこと
1.サイトの主な目的
会社を知ってもらうことと、商品を購入してもらうことのどちらを優先するか決めます。
両方が重要でも、トップページで何を最初に見せるかは整理する必要があります。
2.商品数とカテゴリ
現在の商品数だけでなく、今後増える予定も確認します。
商品数が少ないうちは問題がなくても、カテゴリが増えるとメニューや検索機能が必要になることがあります。
3.運営担当者
サイト公開後に誰が何を更新するのかを決めます。
- 商品
- 在庫
- 注文
- お知らせ
- ページ
- 写真
- システム
- 問い合わせ
4.必要な販売機能
次の機能が必要か確認します。
- 会員登録
- クーポン
- ポイント
- 定期購入
- 予約販売
- ギフト
- 店頭受け取り
- 海外配送
- レビュー
- お気に入り
- 複数配送先
- 領収書
- 在庫連携
5.公開後の保守
販売機能のあるサイトでは、公開後の管理も必要です。
- システム更新
- バックアップ
- 不具合確認
- 決済確認
- セキュリティ
- 商品登録
- 注文テスト
- 表示速度
- アクセス解析
制作費だけでなく、運営と保守に必要な費用も確認します。
一体化と分離の判断表
| 条件 | 一体化が向く | 分離が向く |
|---|---|---|
| 商品数が少ない | ○ | △ |
| 商品数が非常に多い | △ | ○ |
| ブランドの背景を伝えたい | ○ | △ |
| 運営担当が同じ | ○ | △ |
| 運営部署が異なる | △ | ○ |
| 更新先をまとめたい | ○ | △ |
| 高度なEC機能が必要 | △ | ○ |
| 公式サイトと販売のデザインを統一したい | ○ | △ |
| 既存ECが安定している | △ | ○ |
| 既存WordPressを活用したい | ○ | △ |
| 障害の影響範囲を分けたい | △ | ○ |
この表だけで決めるのではなく、現在の運営上の問題と、今後実現したいことを整理して判断します。
迷った場合は「完全統合」以外の方法もある
公式サイトとECサイトの構成は、完全な一体化と完全な分離の二択ではありません。
次のような中間的な方法もあります。
見た目と導線だけを統一する
システムは分けたまま、ロゴ、色、写真、メニューなどをそろえます。
公式サイトに商品紹介ページを作る
公式サイトでは商品の背景や特徴を説明し、購入時だけECサイトへ移動します。
一部商品のみ公式サイトで販売する
主力商品だけ一体型サイトで販売し、商品数の多い別ブランドは別ECで管理する方法です。
サブドメインで運営する
www.example.com
shop.example.com
のように、ドメインのつながりを残しながらシステムを分けます。
重要なのは、利用者にとって分かりやすく、社内で無理なく管理できる構成にすることです。
公式サイトとECサイトは、事業と運営体制に合わせて決める
公式サイトとECサイトを一体化すれば、ブランド理解から商品購入までを一つの流れにまとめられます。
一方で、商品数や販売機能が多い場合は、ECサイトを分けた方が運営しやすいことがあります。
一体化か分離かを判断するときは、次の五つを確認します。
- 商品数と販売規模
- ブランド情報の重要性
- 必要なEC機能
- 社内の運営担当
- 公開後の保守体制
単に「一つのサイトの方が分かりやすそう」という理由だけで統合すると、管理が複雑になることがあります。
反対に、何となく別々に運営し続けると、情報更新やブランド表現が分断される場合があります。
現在の問題と今後の展開を整理し、自社に合った方法を選ぶことが重要です。
公式サイト・ECサイト制作のご相談
COREDRIVEでは、公式サイトとECサイトを一体化した制作や、既存サイトへのEC機能追加、別々に運営しているサイトの見直しに対応しています。
現在のサイトや運営方法を確認し、一体化した方がよいのか、分けたまま改善した方がよいのかを整理します。
- 公式サイトとECサイトの管理が分かれている
- ブランドの世界観を統一したい
- 既存のWordPressへEC機能を追加したい
- BASEなどから独自ECへの移行を考えている
- 商品撮影とECサイト制作をまとめて依頼したい
- アーティストやブランドの公式サイトで商品を販売したい
- 現在のECサイトを部分的に改善したい
このような場合は、現在のサイトURL、商品数、必要な販売機能をお知らせください。
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公式サイトとECサイトに関するよくある質問
公式サイトとECサイトは同じドメインにした方がいいですか?
必ず同じドメインにする必要はありません。
ブランド情報と販売を一つの流れで見せたい場合は同じドメインが適しています。販売機能や運営部署を分けたい場合は、別ドメインやサブドメインも選択肢になります。
既存のWordPressサイトにネットショップ機能を追加できますか?
現在のテーマ、サーバー、プラグイン、独自改修の状態によっては可能です。
WooCommerceなどを追加する方法がありますが、既存サイトとの相性、決済、送料、保守環境を事前に確認する必要があります。
BASEやShopifyのショップを公式サイトに埋め込めますか?
商品へのリンクや一部の購入導線を公式サイトへ設置できる場合があります。
ただし、機能や表示方法にはサービスごとの制約があります。完全に同じサイトとして見せたい場合は、構成を個別に検討します。
公式サイトとECサイトを一体化すると管理は楽になりますか?
情報の重複を減らしやすくなりますが、注文、在庫、決済、システム更新などEC特有の管理は必要です。
現在より管理が楽になるかは、使用するシステムと社内の運用方法によって変わります。
公式サイトとECサイトを統合するとSEOに有利ですか?
同じサイト内で関連情報を整理できる利点はありますが、統合するだけで検索順位が上がるわけではありません。
商品ページの内容、サイト構造、表示速度、内部リンク、既存URLの転送などを適切に整える必要があります。
ECサイトを統合するとき、商品ページのURLは変わりますか?
使用するシステムや構成によって変わる可能性があります。
URLが変わる場合は、旧商品ページから新商品ページへの転送を設定し、検索や外部リンクからアクセスできる状態を維持します。
顧客情報や注文履歴も統合できますか?
現在と移行先のシステムによって異なります。
商品データは移行できても、顧客のパスワード、注文履歴、ポイントなどをそのまま移せない場合があります。移行前に対象データを確認する必要があります。
小規模なネットショップなら一体化した方がいいですか?
商品数が少なく、公式サイトとECサイトの担当者が同じで、ブランドの背景も伝えたい場合は、一体化が向いている可能性があります。
ただし、必要な販売機能や更新頻度を確認して決めることが重要です。