ECサイト制作の費用は、小規模なネットショップで数万円から100万円程度、オリジナルデザインや機能を含む中小企業向けECサイトで100万〜500万円程度が一つの目安です。
ただし、同じ「ECサイト制作」でも、既存のテンプレートを設定するだけの制作と、デザイン、商品撮影、商品登録、決済・送料設定まで含む制作では、作業内容が大きく異なります。
さらに、在庫管理、会員機能、基幹システムとの連携などが必要になると、数百万円から1,000万円を超えることもあります。EC-CUBEの2026年版の解説でも、小規模ECは数万円〜300万円程度、中規模ECでは300万〜1,000万円程度、大規模ECでは1,000万円以上になるケースが示されています。
この記事では、ECサイト制作の費用相場を構築方法別に整理し、料金が変わる理由、見積もりに含まれる項目、費用を抑える方法を解説します。
※掲載している金額は2026年7月時点の一般的な目安です。商品数、販売方法、デザイン、機能、制作会社によって変わります。
ECサイト制作の費用相場
構築方法別の大まかな費用は、次のとおりです。
| 構築方法 | 制作費用の目安 | 向いている事業者 |
|---|---|---|
| 無料・低価格ASPを自分で設定 | 0〜10万円程度 | まず販売を試したい |
| ASPを使った簡易制作 | 10万〜50万円程度 | 小規模店舗・個人ブランド |
| ASP・Shopifyのオリジナル制作 | 50万〜300万円程度 | 継続的にECを運営したい |
| WooCommerceなどのオープンソース | 80万〜500万円程度 | 公式サイトとECを統合したい |
| クラウドEC・パッケージ | 300万〜1,000万円以上 | 中規模以上・外部連携が必要 |
| フルスクラッチ | 1,000万円〜数千万円以上 | 独自業務・大規模EC |
無料ASPを自分で設定すれば初期費用をほぼかけずに始められますが、制作会社へオリジナルデザインやコンテンツ制作まで依頼すると、同じASPでも数百万円規模になることがあります。
つまり、使用するサービス名だけでは費用は決まりません。
重要なのは、そのサービスを使ってどこまで制作会社へ依頼するかです。
1.無料・低価格ASPを自分で設定する場合
費用の目安
0〜10万円程度
BASEなどのネットショップ作成サービスを使い、自分で商品登録やデザイン設定を行う方法です。
BASEには月額0円のスタンダードプランがあり、商品が売れた際に決済手数料とサービス利用料が発生します。2026年7月時点では、標準的な決済で決済手数料3.6%+40円、サービス利用料3%です。
主な作業
- ショップ開設
- テンプレート選択
- ロゴ・色の設定
- 商品登録
- 送料設定
- 決済設定
- 特定商取引法に基づく表記
- 利用案内
- テスト注文
自分で作業する場合、制作会社への費用はかかりません。
ただし、次の費用が発生することがあります。
- 独自ドメイン
- 有料テンプレート
- ロゴ制作
- 商品撮影
- バナー制作
- 商品説明文
- 外部サービス
- 販売時の手数料
向いている事業者
- 初めてネット販売を行う
- 商品が売れるか試したい
- 商品数が少ない
- 店舗販売が中心
- 開業時の固定費を抑えたい
- 自分で商品登録や発送を行える
- 複雑な販売方法を必要としない
注意点
費用を抑えられる反面、商品写真、説明文、デザイン、送料などを自分で準備する必要があります。
ショップを公開できても、購入者に必要な情報が不足していれば、販売につながるとは限りません。
また、月額0円でも販売時の手数料が発生するため、売上が増えた後も最も安いとは限りません。
2.ASPを使った簡易的な制作
費用の目安
10万〜50万円程度
BASE、STORES、Shopifyなどの既存テンプレートを活用し、制作会社やフリーランスへ初期設定を依頼する方法です。
ASPは、サーバーやECシステムを自分で構築せず、用意された機能を利用できるため、比較的短期間・低コストで開設しやすい構築方法です。
費用に含まれやすい作業
- 初期設定
- テンプレート設定
- ロゴ・カラー調整
- メニュー設定
- 決済設定
- 送料設定
- 基本ページ作成
- 少数の商品登録
- スマートフォン確認
- テスト注文
- 操作方法の説明
含まれないことが多い作業
- オリジナルデザイン
- 商品撮影
- 商品説明文の作成
- 大量の商品登録
- 特殊な配送設定
- 外部システム連携
- 独自機能の開発
- 公開後の更新・運用
制作費用が安いプランでは、依頼者が商品写真や文章をすべて用意し、制作会社は初期設定だけを行う場合があります。
見積もりでは、どこまで準備してもらえるのかを確認します。
3.ShopifyなどのASPでオリジナル制作する場合
費用の目安
50万〜300万円程度
ShopifyなどのECプラットフォームを使いながら、ブランドに合わせてデザインやページ構成を作る方法です。
同じShopify制作でも、既存テーマの設定だけなら比較的安く、オリジナルデザイン、アプリ設定、独自セクション、商品移行などを含むと高くなります。
Shopifyは月額制のプラットフォームで、商品・在庫・注文・決済などを一つの管理画面で扱えます。基本料金のほか、有料テーマやアプリ、制作・カスタマイズ費が発生する場合があります。
費用が上がる主な作業
- オリジナルデザイン
- ブランドページ
- 商品カテゴリ設計
- 商品検索・絞り込み
- 有料テーマのカスタマイズ
- アプリの選定・設定
- 配送日時指定
- ギフト対応
- 定期購入
- 会員・ポイント
- 商品データ移行
- 外部システム連携
- 多言語・海外販売
- 操作マニュアル
向いている事業者
- ECを継続的な事業として育てたい
- 商品数や注文数が増える予定
- 複数人で運営する
- 在庫・注文管理を重視したい
- アプリで機能を追加したい
- WordPressの保守を避けたい
- 実店舗やSNSと連携したい
見積もりで注意したい点
Shopifyの月額利用料だけでなく、有料アプリの月額費用も確認します。
制作時には安くても、複数の有料アプリを使用すると、公開後の固定費が増えることがあります。
また、制作会社の見積もりにテーマ代やアプリ設定費が含まれているかも確認します。
4.WooCommerceなどのオープンソースで制作する場合
費用の目安
80万〜500万円程度
WordPressへWooCommerceを追加し、公式サイトとEC機能を一つにまとめる方法です。
WooCommerce本体は無料ですが、サーバー、テーマ、決済、拡張機能、制作、保守などの費用が必要です。公式にも、プラットフォーム利用料はない一方、ホスティングや各種拡張機能に費用が発生する構造が案内されています。
主な制作内容
- WordPress構築
- WooCommerce設定
- オリジナルデザイン
- 商品一覧・商品詳細
- カート・購入画面
- 決済設定
- 送料設定
- 注文メール
- 会員機能
- 商品登録
- ブランド紹介
- 会社案内
- お知らせ・ブログ
- バックアップ
- セキュリティ設定
- 動作確認
費用が高くなる機能
- 定期購入
- 予約販売
- 会員限定商品
- 顧客別価格
- 複雑な送料計算
- 見積もり販売
- 商品オプション
- 外部在庫との連携
- 会計システムとの連携
- 多言語
- 卸売・BtoB販売
- 独自の注文処理
向いている事業者
- 既存の公式サイトがWordPress
- 公式サイトと商品販売を一体化したい
- 商品の背景やブランドを詳しく伝えたい
- デザインを細かく設計したい
- 記事や実績から商品へ誘導したい
- 公開後の保守担当を用意できる
- 独自の販売方法がある
注意点
WooCommerceは自由度が高い一方、WordPress本体、テーマ、プラグイン、決済機能などの継続的な更新が必要です。
初期制作費だけでなく、公開後の保守費も見積もります。
5.クラウドEC・パッケージで構築する場合
費用の目安
300万〜1,000万円以上
中規模以上のECサイトでは、クラウドECやパッケージ型システムが選択肢になります。
一般的に、商品数や注文数が多く、在庫、物流、会員、基幹システムなどとの連携が必要な事業者向けです。
クラウドECやパッケージは、初期費用が数百万円から、月額費用が10万円以上になるケースが一般的とされています。
主な要件
- 大量の商品管理
- 複数店舗・倉庫
- 在庫システム連携
- 会計・基幹システム連携
- 顧客ランク
- ポイント
- 定期購入
- 複数ブランド
- 複数言語・通貨
- 詳細な権限管理
- 高いアクセスへの対応
- BtoB取引
- セキュリティ要件
- 運用監視
向いている事業者
- EC事業の売上規模が大きい
- 注文処理を自動化したい
- 複数のシステムと連携したい
- 社内にEC運営チームがある
- 将来の拡張を前提としている
- サービス停止の影響が大きい
- 独自の業務フローがある
小規模なネットショップに必要以上に大きなシステムを導入すると、初期費用と月額費用が負担になります。
現在の規模だけでなく、数年後の売上と運営体制を考えて選びます。
6.フルスクラッチで開発する場合
費用の目安
1,000万円〜数千万円以上
フルスクラッチは、既存のECサービスやパッケージを中心に使わず、事業に合わせてシステムを設計・開発する方法です。
開発期間は半年以上、費用は数千万円から数億円規模になることもあります。
向いているケース
- 既存サービスでは実現できない販売方法
- 複雑なBtoB取引
- 顧客ごとに価格や条件が異なる
- 大規模な基幹システム連携
- 特殊な注文・生産・配送フロー
- 非常に高いアクセスを想定
- 独自機能が事業の中心になる
- 大規模な社内開発・保守体制がある
一般的な中小企業のECサイトでは、既存のASP、WooCommerce、ECパッケージなどで対応できることが多く、最初からフルスクラッチを選ぶ必要はほとんどありません。
ECサイト制作費用の主な内訳
ECサイトの見積もりには、さまざまな作業が含まれます。
1.企画・要件整理
制作前に、販売方法や運用体制を整理します。
- 商品数
- 商品カテゴリ
- 顧客
- 販売地域
- 注文方法
- 決済
- 配送
- 在庫
- 会員
- 更新担当
- 目標売上
- 必要な外部連携
この段階が不十分だと、制作途中で機能追加や仕様変更が発生し、追加費用につながります。
2.サイト設計
利用者が商品を探し、購入するまでの構造を設計します。
- トップページ
- 商品一覧
- 商品カテゴリ
- 商品詳細
- カート
- 購入手続き
- 会員ページ
- ブランド紹介
- 利用案内
- FAQ
- 問い合わせ
商品数が多いほど、カテゴリ、検索、絞り込みなどの設計が重要になります。
3.デザイン
デザイン費には、画面の見た目だけでなく、使いやすさの設計も含まれます。
- トップページ
- 商品一覧
- 商品詳細
- カート
- スマートフォン
- ボタン・フォーム
- バナー
- アイコン
- ブランド表現
既存テンプレートを使用する場合と、すべてオリジナルで作る場合では費用が大きく異なります。
4.システム構築
選んだプラットフォームにデザインと機能を組み込みます。
- テーマ設定
- HTML・CSS
- JavaScript
- WordPress
- WooCommerce
- Shopify
- 決済
- 配送
- 会員
- 注文メール
- 管理画面
独自機能が多いほど、開発とテストに必要な費用が増えます。
5.商品登録
商品登録を制作会社へ依頼する場合は、別料金になることがあります。
登録する内容は次のとおりです。
- 商品名
- 価格
- 商品説明
- 商品画像
- カテゴリ
- 在庫
- サイズ
- カラー
- バリエーション
- 送料区分
- 商品コード
- 税率
- 公開状態
商品数が10点の場合と500点の場合では、作業量が大きく異なります。
CSVで一括登録できる状態か、手作業で登録する必要があるかによっても費用が変わります。
6.商品写真・ブランド写真
商品撮影は、ECサイトの制作費に含まれていないことが多い項目です。
必要な写真には次のようなものがあります。
- 白背景の商品写真
- 正面・背面・側面
- 素材・質感のアップ
- サイズ感
- 使用イメージ
- モデル着用
- パッケージ
- 付属品
- ブランドイメージ
- トップページ用写真
撮影する商品数、カット数、モデル、場所、スタイリングによって費用が変わります。
7.商品説明・文章作成
商品説明やブランド紹介を制作会社へ依頼する場合は、原稿作成費が必要です。
- 商品の特徴
- サイズ・素材
- 使用方法
- 注意事項
- ブランドストーリー
- 会社紹介
- 利用案内
- FAQ
- 配送・返品
- 特定商取引法に基づく表記
依頼者が完成原稿を用意するのか、制作会社がヒアリングから作るのかを確認します。
8.データ移行
既存ECサイトからリニューアルする場合は、データ移行費が必要です。
移行対象には次のようなものがあります。
- 商品
- 商品画像
- カテゴリ
- 顧客
- 注文履歴
- 会員
- クーポン
- ポイント
- レビュー
- お知らせ
- URL
システムによっては、顧客パスワードや注文履歴をそのまま移行できない場合があります。
9.テスト・公開作業
ECサイトでは、ページの表示確認だけでなく、実際の注文テストが必要です。
- 商品をカートへ入れる
- 会員登録
- クーポン
- 決済
- 送料
- 税
- 在庫
- 注文メール
- 管理者通知
- キャンセル
- スマートフォン表示
- 対応ブラウザ
テスト範囲が見積もりに含まれているか確認します。
10.操作説明・マニュアル
公開後に自社で運営するため、次の操作方法を確認します。
- 商品登録
- 在庫変更
- 受注処理
- 発送連絡
- 返金
- クーポン
- お知らせ
- 顧客確認
- 売上確認
説明会の回数、マニュアルの有無、公開後の質問対応期間を確認します。
ECサイトの費用を左右する10の条件
1.使用するプラットフォーム
BASE、Shopify、WooCommerce、EC-CUBEなど、選択する仕組みによって初期費用と月額費用が変わります。
2.デザインの自由度
既存テンプレートを使うのか、オリジナルで制作するのかによって費用が変わります。
3.商品数
商品数だけでなく、カラー・サイズなどのバリエーション数も影響します。
4.商品登録の状態
写真と原稿が完成しているか、制作会社が整理する必要があるかで作業量が変わります。
5.決済方法
クレジットカード、銀行振込、後払い、Amazon Payなど、利用する決済によって設定や審査が異なります。
6.配送・送料
全国一律送料より、地域、重量、温度帯、商品組み合わせなどで送料が変わる方が複雑です。
7.会員・ポイント機能
会員ランク、ポイント、限定商品などを追加すると、設定や開発が必要になります。
8.外部システム連携
在庫、会計、顧客管理、物流などとの連携は、費用が高くなりやすい項目です。
9.データ移行
商品や顧客データの量、現在の保存形式によって移行費が変わります。
10.公開後の保守
システム更新、バックアップ、不具合対応などを制作会社へ任せる場合は、月額保守費が必要です。
初期費用以外に必要なランニングコスト
ECサイトでは、制作費だけでなく、公開後も費用が発生します。
主な固定費
- プラットフォーム利用料
- サーバー
- ドメイン
- SSL
- 有料アプリ
- 有料プラグイン
- 保守
- バックアップ
- メール配信
- 外部システム
小規模ECでは月数千円〜数万円程度、中・大規模ECでは月数十万円以上の固定費が発生する場合があります。
売上に応じて発生する費用
- 決済手数料
- 販売手数料
- 振込手数料
- 配送料
- 梱包費
- モール手数料
- 広告費
月額費用が安くても、売上に対する手数料が高ければ、売上増加に伴って負担も増えます。
少なくとも1年間の総額で比較します。
ECサイトの見積もりで確認したい項目
複数社の見積もりを比較するときは、総額だけを見ないことが重要です。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 企画・設計 | ヒアリングや構成設計を含むか |
| デザイン | オリジナルかテンプレートか |
| ページ数 | どのページまで含まれるか |
| 商品登録 | 何商品まで含まれるか |
| 写真 | 撮影・加工を含むか |
| 原稿 | 支給か制作会社が作るか |
| 決済 | 設定と審査支援を含むか |
| 送料 | 複雑な条件にも対応できるか |
| データ移行 | 商品・顧客・注文の範囲 |
| スマートフォン | 個別に調整するか |
| テスト | 注文・決済確認を含むか |
| マニュアル | 操作説明を含むか |
| 保守 | 公開後の対応範囲 |
| 追加費用 | 修正・機能追加の料金 |
| 月額費用 | 外部サービスを含めた総額 |
例えば、同じ「100万円」の見積もりでも、
- 商品登録なし
- 写真なし
- 原稿はすべて支給
- テンプレート使用
- 公開後の保守なし
という内容と、
- オリジナルデザイン
- 商品登録50点
- 商品撮影
- 原稿整理
- 操作マニュアル
- 公開後サポート
という内容では、提供範囲がまったく異なります。
見積もりが安すぎる場合に確認したいこと
低価格でECサイトを制作できること自体が悪いわけではありません。
既存テンプレートを活用し、依頼者が商品情報を用意すれば、費用を抑えられます。
ただし、次の内容が省かれていないか確認します。
- 商品登録
- 決済設定
- 送料設定
- 注文メール
- スマートフォン調整
- テスト注文
- 法定ページ
- 写真加工
- バックアップ
- 操作説明
- 公開作業
- 不具合対応
「ECサイト制作」と書かれていても、テンプレートを設置するだけのサービスもあります。
公開して販売を開始できる状態まで含まれているかを確認します。
見積もりが高くなる主な理由
独自デザインを制作する
ブランドに合わせて画面を設計する場合は、テンプレート設定より作業が増えます。
商品数が多い
商品登録、画像整理、カテゴリ設定、データ確認に時間がかかります。
特殊な販売方法がある
定期購入、予約、会員別価格、見積もり販売などは追加開発が必要になる場合があります。
外部システムと連携する
在庫、会計、物流などとの連携には、仕様確認と開発・テストが必要です。
商品撮影や原稿作成も依頼する
ECサイトに掲載するコンテンツをまとめて制作する場合は、その費用が加わります。
データ移行が複雑
現在のECサイトのデータが整理されていない場合は、手作業での確認や修正が増えます。
ECサイト制作費を抑える方法
1.必要な機能に優先順位を付ける
公開時に必須の機能と、将来追加する機能を分けます。
例えば、最初は次の機能だけで始めます。
- 商品一覧
- 商品詳細
- カート
- 決済
- 配送
- 注文管理
ポイントや定期購入などは、運営状況を見て追加できます。
2.商品情報を自社で整理する
商品名、価格、画像、説明文などを決められた形式で用意すれば、制作会社の整理作業を減らせます。
3.既存テンプレートを活用する
すべてをオリジナルにせず、既存テーマをブランドに合わせて調整する方法があります。
4.商品登録を分担する
代表商品だけ制作会社が登録し、残りは操作説明後に自社で登録する方法です。
5.撮影商品を絞る
すべての商品を同じ内容で撮影せず、主力商品を重点的に撮影し、ほかは統一された簡易撮影にする方法があります。
6.最初から大規模なシステムを選ばない
まだ売上や注文数が分からない段階では、ASPから始めて運営上の課題を確認する選択肢もあります。
ただし、短期間で移行することにならないよう、将来必要になる機能も確認しておきます。
予算別のECサイト制作例
予算10万〜30万円
- 既存テンプレート
- 商品数が少ない
- 写真・原稿は依頼者が用意
- 基本的な決済・送料
- 小規模なネットショップ
予算30万〜80万円
- テンプレートのカスタマイズ
- ブランドカラー調整
- 基本ページ作成
- 少数の商品登録
- 操作説明
- 簡単なバナー制作
予算80万〜150万円
- オリジナルに近いデザイン
- 公式サイトとショップ機能
- 商品カテゴリ設計
- 商品撮影または原稿整理
- スマートフォン調整
- 基本的な会員・クーポン機能
予算150万〜300万円
- オリジナルデザイン
- 複数の商品カテゴリ
- ブランドコンテンツ
- 大量の商品登録
- データ移行
- 複雑な送料
- アプリ・プラグイン設定
- 運用マニュアル
予算300万円以上
- 外部システム連携
- 独自機能
- 大量の商品・注文
- 複数拠点
- 会員・ポイント
- BtoB販売
- 高度な運用設計
金額だけでなく、EC事業の規模と運営体制に合う内容を選びます。
ECサイト制作を依頼する前に整理したいこと
見積もりを依頼する前に、次の情報を整理します。
- 販売する商品
- 商品数とバリエーション
- 月間の注文数・売上目標
- 必要な決済方法
- 送料・配送条件
- 会員機能の有無
- 商品登録の担当者
- 写真と文章の準備状況
- 既存サイトから移行するデータ
- 公開希望日
- 公開後の更新担当
- 初期予算と月額予算
すべてが決まっていなくても相談できますが、現在分かっている範囲を共有すると、見積もりの精度が上がります。
ECサイトは制作費だけでなく運営費まで含めて選ぶ
ECサイトは、完成して終わるWebサイトではありません。
公開後も、次の作業が継続します。
- 商品登録
- 在庫更新
- 注文処理
- 発送
- 顧客対応
- 写真更新
- 商品説明
- キャンペーン
- システム更新
- 不具合対応
- 売上確認
初期費用を抑えても、毎月の手数料や作業負担が大きければ、長期的には高くなる場合があります。
反対に、初期制作費が高くても、商品登録や受注処理を効率化できれば、運営負担を減らせる可能性があります。
制作会社を選ぶときは、
- 何を作るか
- 誰が運営するか
- 毎月いくらかかるか
- 将来どのように拡張するか
まで含めて判断することが重要です。
ECサイト制作・リニューアルのご相談
COREDRIVEでは、ネットショップを作ることだけでなく、商品数、運営体制、必要な機能を整理したうえで、適した制作方法を提案します。
BASEやShopifyなどを使って小さく始める方法から、WordPress・WooCommerceで公式サイトと商品販売を一体化する方法まで、事業に合わせて検討します。
- 初めてECサイトを作りたい
- 制作にどのくらいの予算が必要か知りたい
- ShopifyとWooCommerceで迷っている
- 既存サイトへ商品販売機能を追加したい
- BASEなどから独自ECへ移行したい
- 商品写真とECサイト制作をまとめて依頼したい
- 現在のECサイトを部分的に改善したい
- 見積もり内容が適切か分からない
このような場合は、商品数、販売方法、必要な機能、現在のサイトについてお知らせください。
Webサイト制作・改善https://coredrivebase.com/service-web/
商品・サービス写真撮影https://coredrivebase.com/service/visual/
ECサイト制作実績https://coredrivebase.com/works/artist-official-ec-site/
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ECサイト制作費用に関するよくある質問
小規模なECサイトはいくらで作れますか?
既存テンプレートを使い、商品情報を自社で用意する場合は、数万円から数十万円程度で制作できることがあります。
オリジナルデザイン、商品撮影、商品登録などを依頼する場合は、50万〜100万円以上になることがあります。
ECサイトを無料で作ることはできますか?
BASEなどの無料プランを使い、自分で設定すれば、初期費用や月額費用をほとんどかけずに開設できます。
ただし、商品が売れた際の決済手数料やサービス利用料、ドメイン、写真などの費用は発生します。
Shopifyの制作費用はいくらですか?
既存テーマの設定を中心とする場合と、オリジナルデザインやアプリ設定を含む場合で大きく異なります。
小規模な制作で数十万円、オリジナル制作では100万〜300万円程度になることがあります。月額プランや有料アプリの費用も別に確認します。
WooCommerceは無料なのに、なぜ制作費がかかるのですか?
WooCommerce本体は無料ですが、WordPress構築、デザイン、決済、送料、商品ページ、セキュリティなどを設定する作業が必要だからです。
サーバー、有料プラグイン、保守などの費用も発生する場合があります。
商品登録は制作費に含まれますか?
制作会社やプランによって異なります。
10商品まで含まれる、商品登録はすべて別料金など、条件が決められていることがあります。登録点数と、画像・原稿を誰が用意するかを確認してください。
商品撮影も依頼できますか?
ECサイト制作会社によって対応範囲が異なります。
撮影に対応していても、制作費とは別見積もりになることがあります。必要な商品数、カット数、使用媒体を伝えて確認します。
月額の保守費用は必要ですか?
使用するシステムによって異なります。
BASEやShopifyでは基本システムの管理はサービス側が行いますが、商品更新やアプリの管理は必要です。
WooCommerceでは、WordPressやプラグインの更新、バックアップ、不具合対応などの保守を用意した方が安全です。
見積もりは何社くらい比較すべきですか?
2〜3社程度を目安に、同じ条件を伝えて比較すると内容を確認しやすくなります。
金額だけでなく、制作範囲、商品登録、保守、月額費用、公開後の対応まで比較してください。
ECサイト制作にはどのくらいの期間がかかりますか?
小規模なテンプレート型で1〜2か月程度、オリジナルデザインや商品登録を含む場合は3〜6か月程度かかることがあります。
商品情報の準備、決済審査、データ移行、機能開発によって期間は変わります。